大量に生産され世に送り出される「既製品」、見た目も良く
扱いやすく多くの人に受け入れられる「量産型」とも呼ばれる製品たち。
最近では人間に対しても使用するようになりましたがw
私が真っ先に思い浮かべるのは「ザク」なんです。
超硬スチール合金を使用し、機体はモノコックフレーム、
装備品を交換することにより、陸上用、水中用、宇宙用等に分類される、心臓部は核融合エンジン。
本来の使用に耐えられなくなった機体は、コレまたコクピットを改造して、作業用として使用しました。
最終型は他機種と部品を共通化し推力も大幅に強化、旧型とは見違える進化を遂げました。
…この時期になるともうザクとは呼べない気もしますが。
事実、その後、後継機、派生機が数多く出てきます。
もう1機、比較対象として良く引き合いに出されるモビルスーツ(以下MS)があります、
セミモノコックで素材はチタン合金、強力な機能が標準装備されており、整備性も優れている、
他機種とは一線を画した「量産型」が存在しました。
ただ生産初期は圧倒的に時間が足りず、カタログ通りのスペックは出せなかったらしいですが…
それぞれの生い立ちをみてみましょう。
前者は当時2社で開発競争が行われており、その2機の内、性能は少し劣ってはいましたが、
安全性に勝っていた機体の方が採用となり、史上初、世界初に実戦投入されました。
つまり、0から造られた1だと言うことです。
今まで存在していなかった物を造り出し、ハード、ソフト共にできうる限りの性能を与える事は、
大変な労力であり、開発当初から試行錯誤を繰り返し、頭を悩ませたことでしょう。
最新が最高であり、強化を施すだけの余裕も機体には無く、進化の方向は改良や装備の開発になりました。
対して後者は高性能な1つの機体を参考に、最新の技術やデータを落し込み造られたMS、
言うなれば、カーレースで得た技術を量産車にフィードバックさせるような、1の水平展開です。
そして何より、対MS戦を想定して開発されました。
元になったMS を量産する予定でしたが、様々な制約を受けて、ここではコストダウン、生産効率アップが目標になっています。後発らしく、他より優れた性能を与え、差別化を図ります、
機体には当然改造を施す余裕が有りましたし、元機のパーツや装備との互換性も有りました。
スペックが出ないといった問題も、すぐに改善されております。
それぞれ、MSの実用化を目指したものと、MS戦での勝利を目指したもの。
根本的な設計思想が違っていたのです。
ザクはMS戦を想定していなかったとは言えませんが、見通しが甘かった事は否めません。
初めて実戦に投入された瞬間に新しい時代を迎え、最高と思われたものは、一気に流れがMS戦に移行した時には、もう最高のものでは無くなり、多くの改善点が見つかったのです。
何とか改良して戦ってはみるものの、元々が施設攻略とか対人としての設計なので、
負荷の大きいMS戦には対応仕切れ無かったのでしょう。
こう言った理由で、初期型は主力でいられなかったのです…が
一般的に言われる、0ー1、1ー10、10ー100と言う考え方、
それぞれの段階で必要な資質が違っているのです。
同じに見えて全くの別物、考え方。目指す場所が違っているので、実は比べること自体ナンセンス。
これが解っていないと、的はずれな評価や批評をしてしまうことになってしまいます。
物に対してならまだしも、人に対してなら一大事。
見極める力、大事ですね。
ps: ウェブ担当小川です!
いかがでしたか?今回のコラム
「ザク」って僕は聞いたことがなくて
ネットで調べたら、ガンダムの事だったんですね!
ガンダムを見たことがないので全く知りませんでした!
世代の方の聞いたらみんなわかることなんですかね?
どうゆう風に作り上げていくかを知っておかないと
全く的外れな評価になる
本当にそうですね、仕事でも
仕事のやり方などをしっかり理解していかないと
上司にプレゼンした時に伝わらず、ちゃんとした評価を受けれない
などが出てきますよね?
今まで全く見たことがないガンダム
これを機に見てみようかな〜?
今回のコラムはここまでです!
次回は月曜日です!
では!
See you next time!!